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【眼鏡とレンズのお話】Vol.6 中近レンズについてのお話

更新日:2023年10月11日



意外と知らない、眼鏡やレンズの正しい知識を得ることは、ご自身の目や視力をいたわることに役立ちます。健康で快適な視生活を送るための参考にしてみてください。



Vol.6 中近レンズについてのお話


テレワークやリモートワークの普及で、室内でお使いいただく事に特化した「中近両用レンズ」のご案内が増えています。 中近両用レンズ自体、聞きなれない方も大勢いらっしゃると思いますので、改めて中近両用レンズと遠近両用レンズの違いや、使い分けのシチュエーションなどをご紹介致します。



1.中近レンズとは

中近両用レンズと遠近両用レンズの大きな違いは、見える距離の範囲です。

遠近両用レンズは、遠距離にピントが合う部分が多いのが特徴で、中距離・近距離のピントが合う部分は少なめになっています。 お車の運転からお手元のスマホ等、遠くから近くまでを一本の眼鏡で賄うことが出来るレンズです。




これに対し、中近両用レンズは、レンズ上部の遠距離にピントが合う部分を狭くし、中距離・近距離にピントが合う部分を広くとっている設計です。

中距離(2m~3m)から近距離(30㎝~40㎝くらい)までをメインにして、遠距離(5mより先)は、見えづらいレンズとなりますが、遠近両用レンズに比べ手元の視野が広く、累進レンズ特有の揺れや歪みも出づらいレンズです。




 

2.おすすめのご使用シーン

デスクワークや家事など、室内での様々なシーンでご使用いただけます。


シーン1:普段の食事や会合で

手元のお料理と相手の顔を見て会話したい。

シーン2:会議などで

会議中の書類から、ホワイトボードやプロジェクターを見る。


シーン3:デスクワークで

​手元の資料を見ながら、PCの操作。

シーン4:家事の時間で

タブレットやスマホなどでレシピを見ながらお料理も。



店頭で中近両用レンズをお試しいただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。 当店では、専門の知識を持ったスタッフが、お客様一人ひとりを丁寧にカウンセリングし、最適なメガネフレームやレンズのご提案を致します。



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