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【眼鏡とレンズのお話】Vol.14 大人の眼のお話

更新日:2023年10月11日



意外と知らない、眼鏡やレンズの正しい知識を得ることは、ご自身の目や視力をいたわることに役立ちます。健康で快適な視生活を送るための参考にしてみてください。



前回(Vol.12/Vol.13参照)までは、眼の調節力や視力についてお話してきましたが、今回はその延長線上にある「大人の眼」。今回は主に大人の近視について少し深掘りしてお話いたします。


 

1.大人の近視


人の眼は、生まれてすぐではあまり見えず、1~4歳で急速に視力が発達し、1.0の視力に近づくのが5歳前後。左右の目で見た情報を合わせて頭で理解できるようになるのは、6~8歳くらいだといわれています。 その後、眼の奥行きの長さ(眼軸長)の変化や、近くを見る(調節力を使う)ことが多くなることで近視になっていく事があります。





今までは、この眼軸長の変化は10歳くらいまでが著しく、20歳までにはほぼ止まると考えられてきました。


しかし最近では、大人、つまり20歳以上の眼でも元々近視の度数が強い人は眼軸長が伸びる事があり、近視が進みやすいと言われるようになっています。Vol.12-調節力のお話-でも取り上げていますが、過矯正の眼鏡やコンタクトレンズを使用することが大人の近視の変化に深く関わっています。





過矯正の眼鏡やコンタクトレンズを使用していると、遠くは良く見えますが手元30cmぐらいを見る際に調節力を使っても網膜に焦点が合わなくなってしまい、眼の中で焦点が網膜よりも奥に行き過ぎてしまいます。その結果、焦点の場所に網膜を合わせるために眼軸長が伸びてしまうという現象が起きています。



更に、過矯正の眼鏡やコンタクトレンズを使用していると、普段から調節力を使わなければいけない状態でものを見ているので、毛様体筋に過剰な負担がかかってしまい、全身症状までも引き起こす重篤な眼精疲労が起きてしまう事があります。


これは調節緊張症や調節けいれん、調節障害と呼ばれています。毛様体筋は自律神経の支配領域で、過剰な負担は自律神経のバランスを崩し、頭痛・めまいや吐き気などの全身症状を引き起こし、放置すると鬱状態にまで至ることがあるそうです。



 

2.大人の近視の対処法


眼軸長の変化や調節障害を少し説明いたしましたが、どちらにも共通する事柄は「近くを見る事が多くなっている現代人特有の状態」と言う部分です。

昔からよく、長時間の近くを見る作業の後は目を休める・正しい姿勢、明るい環境でのデスクワーク・外で太陽を浴びる等々言われていますが、実はどれも理にかなっていると言える事柄でした。

伸びてしまった眼軸長の変化は元に戻ることはありません。調節障害の対処にしても、早急に改善することが難しいものもありますが、まずは今の眼鏡が合っているのか眼鏡店や眼科さんでチェックすることをお勧めいたします。

当店では専門の知識を持ったスタッフが、お客様一人ひとりの状況を丁寧に伺い、最適なメガネフレームやレンズのご提案を致します。また、自然に近い状態での度数測定で、快適な見え方をご提案いたします。 どうぞお気兼ねなくご相談ください。(当店のサービス-参照)


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