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シャルマン 銀座並木通り

【眼鏡とレンズのお話】Vol.16 強度近視用メガネのお話



意外と知らない、眼鏡やレンズの正しい知識を得ることは、ご自身の目や視力をいたわることに役立ちます。健康で快適な視生活を送るための参考にしてみてください。



Vol.16 強度近視用メガネのお話

今回は、大変ご好評をいただいております「シャルマン 銀座並木通り限定の強度近視用メガネ」について改めてお話いたします。

 

1.「レンズの厚み」解説


近視の視力矯正に使うレンズの形状は、レンズの中心が薄く外に向かって厚くなる「凹レンズ」です。遠視の視力矯正に使うレンズの形状は、レンズの中心が厚く外に向かって薄くなる「凸レンズ」です。

メガネ用のレンズは、この中心と外側の厚みの差が大きいと度数が強く、小さいと弱いと言う形状になっています。




 S-6.00D以上の近視矯正用の度数のレンズを使う場合には「強度近視」と言われますが、度数の強さがレンズの厚みに直結していると言う事です。


1-2.「レンズのゆがみ」解説

メガネ用の凹レンズはその形状の特性で、レンズを通して見たもの全体がレンズの中心に向かって収縮して見えます。これは反対側から見た場合にも当てはまりますので、周りの人からはレンズを通して見える顔の一部分が収縮して見えて、眼も収縮して見えてしまいます。





収縮の変化量は「度数の強さ=レンズの厚み」によって変わりますので、度数が強ければ強いほど周りの人からは眼が小さく見えてしまいます。

この2つの要因で、強度近視と言われる度数のメガネを掛けている方は「レンズが厚くなる」「周りの人から眼が小さく見える」と言うお悩みを抱えている方が多いのです。

因みに、真逆の「強度遠視度数」の場合には、眼がかなり大きく見えます。虫眼鏡と同じですね。尚、「ケント・デリカットさん」で分かる方は年齢がバレますのであしからずご容赦ください。


2.強度近視用メガネの特徴

銀座並木通りの直営店で大変ご好評いただいております強度近視用メガネの特徴を改めてご案内いたします。


メガネ用の凹レンズで、レンズが一番薄いのは中心部分です。度数が強くなればなるほど外側が厚くなりますので、まずはレンズの横幅が小さい(短い)必要があります。

強度近視用メガネの、レンズの横幅は45mm~46mmです。



次に、レンズの中心はそのレンズの度数の中心でもありますから、掛ける方のPD(瞳孔間距離)に合わせる必要もあります。




一人ひとりPDは違います。強度近視用メガネではブリッジサイズを複数パターン用意しております。小さめのレンズサイズとPDに合わせたブリッジサイズの選択によって、「度付きのレンズが一番薄くなる組み合わせ」をご案内することが出来るのです。



続いて「眼鏡とレンズのお話Vol.3 -強度近視の方の眼鏡選びのコツ-」でもお話していますが、レンズから眼までの距離も関係してきます。その距離をしっかり調整できる金属のアームが強度近視用メガネにも付いていますのでご安心ください。


そして、テンプル(耳に掛けるパーツ)には、当社がメガネのために開発した素材「エクセレンスチタン」を用い、掛けていることを忘れてしまうほどの軽い掛け心地を実現しました。

エクセレンスチタンは、「しなやかなバネ性」「形状記憶性」「優れた加工性」「ニッケルフリー」という、4つの特徴を兼ね備えます。サイズを小さめに作っている強度近視用メガネでも、こめかみや側頭部の圧迫感をほぼ感じずにご使用いただく事が出来ます。




最後に、度数やレンズの種類でも見え方、見られ方は変わります。

当店では専門の知識を持ったスタッフが、お客様一人ひとりの状況を丁寧に伺い、最適なメガネフレームやレンズのご提案を致します。





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