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【眼鏡とレンズのお話】Vol.13 視力のお話

更新日:2023年10月11日



意外と知らない、眼鏡やレンズの正しい知識を得ることは、ご自身の目や視力をいたわることに役立ちます。健康で快適な視生活を送るための参考にしてみてください。


皆さんも健康診断や眼科さん、眼鏡店に行ったときに視力測定をしますよね。

学校の視力測定で視力はA, B, C, Dによる判定ですが、

眼科さんや眼鏡店では数値で視力を表すことがほとんどです。

今回は、そもそも「視力」ってどういうことなのか?についてお話いたします。



 

1.視力とは?

視力とは、物体がどのくらいはっきりと見えるかを数値化したものです。視力は1つではなく、静止視力や動体視力など、さまざまな種類があります。一般的には視力=静止視力です。 また、眼鏡やコンタクトを使わずに見た時の視力を裸眼視力(らがんしりょく)、反対に眼鏡やコンタクトレンズを使用して見た時の視力を矯正視力(きょうせいしりょく)と呼びます。



1-2.視力とは ‐少し詳しい解説‐


視力は、多くの人が「視力測定」と聞いて思い浮かべる、切れ目の入ったC字型のマーク(ランドルト環)を使って測定します。


色々な大きさのランドルト環を使い、どのくらい狭い切れ目まで見分けられるか調べることで、「2つの点を別々のものと認識できる能力」を測定しています。


直径7.5 mm・切れ目の幅1.5 mmのランドルト環を5m離れた場所から見たときに切れ目を判別できる視力が、「視力1.0」と定義されています。


視力1.2の方なら、6m離れた1.5mmの切れ目が判別でき、2.0なら10mと距離の違いが出てきます。逆に、視力0.5なら2.5m離れた切れ目、0.1なら50cmのように距離が短くなっていきます。


視力検査の指標の位置は固定されているものがほとんどですから、ランドルト環の大きさを変えることで視力を導き出しています。



この人の視力は「1.0」以上になります。



 

2.視力と度数

眼鏡レンズやコンタクトレンズのケース等に表示されている数字は、そのレンズの「度数」ですので、視力とは別物です。視力と度数はよく混同されますが、度数とは「その視力を得るために必要なレンズのパワーを数値で表したもの」です。


同じ視力1.0でも、人によって1.0の視力を得るための度数が違います。眼鏡やコンタクトレンズを作るときは、その度数を測定する「度数測定」を行いその結果をもとに度数が決定されます。



 

3.日常生活の中の視力

免許や職業の違いで必要な視力が違う事をご存知でしょうか? 車の普通免許なら両眼で0.7、片眼で0.3以上、中型や大型になると両眼で0.8、片眼で0.5と深視力検査と言う項目が追加されます。


たくさんの旅客の命や貨物を預かって空を飛ぶパイロットが航空業務を安全に行うには、心身が健康であることが重要です。




そこでパイロットは航空身体検査を受けることが航空法で義務付けられています。パイロットになる場合、遠見視力、中距離視力、近見視力、両眼視機能、視野、眼球運動、色覚に関する基準がそれぞれ定められています。


このうち遠見視力は、裸眼視力では左右それぞれの眼が0.7以上かつ両眼で1.0以上、または常用メガネを使用した矯正視力で同様の基準を満たす必要があります。



その他にも、「宇宙飛行士」や「騎手」など、視力が条件となっている職業はたくさん存在します。

それに、そもそも「目が見えにくい」という状態は、自分が思っている以上にストレスがかかります。

視力はすぐに改善するものではありません。スマホやパソコンモニターの見過ぎや、過矯正よる調節力の酷使で視力が低下してしまう事もあります。(眼鏡とレンズのお話Vol.12-調節力のお話-参照

生活習慣を見直し、適切なケアを行いましょう。



当店では専門の知識を持ったスタッフが、お客様一人ひとりの状況を丁寧に伺い、最適なメガネフレームやレンズのご提案を致します。また、自然に近い状態での度数測定で、快適な見え方をご提案いたします。

どうぞお気兼ねなくご相談ください。(当店のサービス-参照)


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