令和3年度近畿地方発明表彰において、シャルマンのフェイスシールド用フレームが「福井県発明協会会長賞」、ラインアート シャルマン"メヌエット コレクション"テンプルが「発明奨励賞」を受賞しました。
株式会社シャルマン(本社:福井県鯖江市、代表取締役社長:本庄正享)は、公益社団法人 発明協会が主催する「令和3年度近畿地方発明表彰」において、弊社が開発した「シャルマンシールド」フェイスシールド用フレーム意匠が「福井県発明協会会長賞」を受賞、「ラインアート シャルマン」“メヌエット コレクション” テンプル意匠が「発明奨励賞」を受賞したことをお知らせします。
■「シャルマンシールド」フェイスシールド用フレーム 受賞内容
【受賞部門】
福井県発明協会会長賞
【応募意匠の名称】
フェイスシールド用フレーム
【意匠の名称】
フェイスガードのフレーム(意匠登録第1678286号)
【創作者】
本庄 正享 株式会社シャルマン 代表取締役社長
牧野 文敏 株式会社シャルマン 製造部 開発本部 部長
【受賞した意匠の概要】
<課題と開発ニーズ>
新型コロナウイルス感染症への対応のため、医療現場等で顔への飛沫を防ぐフェイスシールドが必要となりましたが、急速な感染拡大により物資不足の懸念が強まり、早急かつ多量の供給が急務となりました。従来のフェイスシールドは、バンド固定のため圧迫感を感じ、汗をかくと不快感が増し、シールドが曇るなど、長時間の装用に課題がありました。
<意匠の特徴>
シャルマンでは以前より医療用シールドを販売しており、透明素材とその防曇加工技術が既にありました。さらには20年以上にわたる頭部形状の研究により蓄積していた頭部3Dデータを利用した、かけ心地にこだわったメガネフレームの開発と製造をしていたことから生み出された本意匠の、「テンプルアーチ」(図示*1)、「フロント凹凸」(*2)、「持ち手」(*3)により、①頭部にフィットし包み込む柔らかいかけ心地とズレにくいホールド感、②顔とシールドとの間にスペースが確保されスッキリした見た目、③動物の耳に見えて、対面する相手に柔らかい印象を与える、④清潔、安全、容易にフレームの