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ORICON NEWS」にて井浦新さん&中条あやみさんを起用したiシリーズプロモーション第2弾をご紹介いただきました。


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意外と知らない、眼鏡やレンズの正しい知識を得ることは、ご自身の目や視力をいたわることに役立ちます。健康で快適な視生活を送るための参考にしてみてください。



Vol.17 レンズコーティングのお話


日頃、何気なく使っている眼鏡ですが、実はいろんな技術が凝縮されていることをご存じでしょうか?今回は、眼鏡レンズのコーティングに関してお話いたします。


 

1. 眼鏡レンズコーティング -基礎編-


眼鏡レンズ(以下レンズ)は、レンズ基材と言われるプラスチック素材が土台にあります。プラスチック素材は軽くて割れにくく、染色やその他加工もしやすいため今現在のレンズ基材の主流です。ただ、プラスチックの基材は、ガラス素材に比べて傷が付きやすいと言う特徴もあります。その傷からレンズ基材を守るためにコーティングが施されているのです。


 一般的なプラスチックレンズの場合、レンズ表面には極薄いコート膜からなる三層構造のコーティングが施されています。まずレンズ基材の真上に傷を付きにくくする「ハードコート」が施されます。その上に光の反射を抑えて視界をクリアする「反射防止コート」。さらにその上に水を弾いて汚れの付着を防ぐ「撥水コート」という順に、コーティングを重ねています。





1-1.ハードコート

 ハードコートは数㎛(マイクロメートル)程、レンズにコーティングされています。1㎛が1mmの1/1000で、例えると一般的なごみ袋が約20㎛のためそれよりもさらに薄い膜です。


 そのとても薄いコーティングには、メーカーによってさまざまな素材や技術が使われていますが、レンズ基材を守るための表面硬度はもちろん、対候性、外観性(コートのヨレやたわみ、干渉縞等)など基本特性への要求は、眼鏡用レンズのハードコートが最も高いレベルと言っても過言ではないそうです。



1-2.反射防止コート-マルチコート-

 窓ガラスに自分の像などが映りこむのと同じように、レンズでも同じ現象が起こります。光の反射がその現象を引き起こすため、反射を抑えることはとても重要です。光にはさまざまな波長の光が含まれていますから、一層のコーティングだけですべての波長の反射をおさえることはできません。さまざまの波長の光の反射を抑えるには、複数層のコーティングが必要です。これは「多層膜コーティング(マルチコート)」と呼ばれています。反射防止コートも数㎛の薄さですが、現在では10層を超えるコーティング技術が開発されているそうです。

 反射防止コートが付いていないタイプのレンズが8%~10%程度なのに対し、標準タイプの反射防止コートが付いたものは、おおよそ1%の反射率を実現しています。

また、反射を防止することは透過率を良くすることにもつながるため、視界がより明るくなります。



1-3.撥水コート

 撥水コートとは名前の通り水を弾くコートです。水以外にも、油分や汚れといったものまで一緒に付き辛くする効果があり、レンズが皮脂などで曇った際に簡単に拭き落とすことが出来ます。日常生活でレンズが汚れる場面は数え切れません。メガネを快適に使うために必須のコーティングです。

 フライパンなどにも施され、聞き馴染みのある「フッ素」をコーティングすることが多いのですが、撥水コートはレンズを使用していくうちに効果は落ちていきます。これはレンズ表層のフッ素成分が、レンズを拭く度に汚れとともに落ちてしまうことが原因です。



2. 眼鏡レンズコーティング-進化編-

 今現在、各レンズメーカでは多彩なレンズコーティングがラインナップされています。当店で取り扱っているレンズにも上記三層以外に、「傷防止コート」「帯電防止コート」「裏面UVカットコート」、さらに「抗菌コート」を施してあるレンズもあります。



2-1.傷防止コート

 撥水コートでも出てきた「フッ素系コート」をより向上させたものが多く、超撥水コートと呼ばれたりもします。メーカーによって名称が違います。因みに「傷が付かないコーティング」ではありません。

レンズの傷の原因の多くは「拭き傷」です。傷防止コートは撥水コートよりもレンズ表面の汚れなどの拭き取りやすさを向上させています。ですので、力を入れてゴシゴシ拭かなくとも汚れなどが落ち、更にレンズ表面に硬い被膜が付くので傷が付きづらくなっています。

2-2.帯電防止コート

プラスチックには、静電気を帯電しやすい性質があります。プラスチックレンズも同様の性質があり、レンズを乾拭きするなど「擦る」と、レンズ表面に帯電し、ほこりや花粉などが付着しやすくなります。これは、プラスチックの下敷きで頭を擦り、髪の毛が下敷きにくっつくのと同じ原理です。


 帯電防止コートは静電気を逃がす特殊な膜をコーティングすることで花粉やホコリなどが付着しにくくなります。

 眼鏡をかけることで眼に直接花粉が入ることを減らすことができます。眼鏡は花粉をブロックしてくれますが、その眼鏡には花粉が付着します。帯電防止コート付きレンズは、従来のレンズより花粉やホコリが付きにくいレンズです。ただし、花粉が全くつかないわけではありません。帯電防止コート付きのレンズでも外出後はメガネの水洗いをしましょう。



2-3.裏面UVカットコート

 「裏面UVカット」は、聞きなれない言葉と思います。「眼鏡とレンズのお話Vol.9 紫外線についてのお話」でも触れていますが、レンズにはUVカットが施されています。しかし、紫外線は建物や地面に反射したり大気中で散乱しあらゆる角度からレンズと顔の隙間に入ります。そしてレンズ裏面に反射し、目や目元へはね返ってきてしまいます。裏面UVカットを施しておくとレンズ表面へ直射するUVを99%以上、レンズ裏面に反射して入ってくるUVも約95%カットして、全方位で目元を紫外線から守ります。




2-4.抗菌コート

 普段の生活において、菌はあらゆるモノへ付着し増殖します。それはレンズも例外ではありません。細菌の増殖を抑える「抗菌コート」も各メーカーで実装されています。ほとんどのメーカーの抗菌コートは、撥水コートと反射防止コートの間にAG+(銀イオン)成分を含む抗菌コートを挟むことで、レンズ表面に抗菌性能を持たせています。抗菌コートはレンズ表面に多くのキズが付かない限りその機能は持続し、レンズの表面を衛生的に保つことができます。



今回お話した以外にも、各メーカー独自のコーティングがあります。次回はそちらをご紹介いたします。


当店では専門の知識を持ったスタッフが、お客様一人ひとりの状況を丁寧に伺い、最適なメガネフレームやレンズのご提案を致します。





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