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【眼鏡とレンズのお話】Vol.4 遠近両用眼鏡のお話

  • 2020年11月16日
  • 読了時間: 4分

更新日:5月1日



意外と知らない、眼鏡やレンズの正しい知識を得ることは、ご自身の目や視力をいたわることに役立ちます。健康で快適な視生活を送るための参考にしてみてください。


Vol.4 遠近両用眼鏡のお話


人はおおよそ40代を迎えたあたりから、小さい文字が見えづらくなったと感じる方が多くなります。

近視の方ならば近くを見る為に眼鏡を外したり、遠視の方は逆に眼鏡を掛けたりする必要が出てきます。

そんな掛け外しの煩わしさや、手元の見えづらさを解消する方法として「遠近両用眼鏡」があります。

今回は、遠近両用眼鏡のメリット・デメリットを初め、眼鏡選びの注意点等をお話しして参ります。


​1.遠近両用レンズのメリット・デメリット


一般的に遠近両用レンズは、レンズ上部の遠方を見る為の度から、レンズ下部の近くを見る為の度へとなだらかに度数が変化していく「累進レンズ」を指し、視線を動かすことで見たい距離に焦点を合わせる事が可能なレンズです。 一本の眼鏡で遠くから近くをご覧いただける上、人からの見た目も単焦点レンズと変わらず、年齢を感じさせないのも特徴です。 しかし、上下になだらかな度数変化がある為、耳側や鼻側の周辺部分に歪みが出たり、顔を上下に大きく動かすと足元が揺れて見えたりします。 視界の変化に敏感な方などは、慣れるのに時間が掛かるといったデメリットがあります。


ご使用にあたっての注意

遠近両用レンズを最初から難なくご使用される方もいらっしゃいますが、視線の使い方等、違和感なくご使用いただけるようになるまでは、特に階段などの段差に注意が必要です。 また、車の運転には、完全に慣れてからからお使いいただく事をお勧めします。 快適に遠近両用眼鏡を使うにはきちんとしたフィッティングが不可欠です。

遠近両用眼鏡に限った話ではありませんが、掛け心地が悪くなっていたり、眼鏡自体がずれると見え方にも影響する為、都度メンテナンスが必要です。



2.遠近両用眼鏡の使い方


​遠くを見る時

遠くを見る際は、あごを引いて少し上目遣いで対象物を見てください。



足元を見る時

足元を見る際は、目線だけを下にすると、近用部に視線が入りぼやけてしまう為、頭を下げて、レンズの上部で見てください。

近くを見る時

近くを見る際は、レンズの下部の近用部で対象物を見る為、あごを上げ、目線を下げればご覧けます。

また、目線だけを横に動かすと歪む部分に視線が入る為、対象物が正面に来るようにして見ましょう。



​3.フレームの選び方


基本的に制限はありませんが、レンズ上部とレンズ下部に異なる度数が入る為、ある程度レンズの縦幅があると揺れ・歪みを感じづらいと言われます。 特に遠近両用眼鏡が初めての方は、縦幅の広いタイプのフレーム(30mm~)を選んだいただくと、無理なくご使用いただけると思います。 ※あくまでも、推奨であり、縦幅が狭いタイプでもお作りする事は可能です。 レンズの上部の遠用部と下部の近用部の間にある、度数がグラデーションのように変化している部分の事を累進帯と言います。 その累進帯の長さを変える事で、視線の動かす範囲や揺れ・歪みの具合を調整します。


フレームの縦幅と累進帯の長さなどを考慮したフレーム選びのお手伝いもいたしますので、お気兼ねなくお申し付けください。

​累進帯が長い、縦幅が広いフレームの特徴

累進帯が長いと、遠用部と近用部の度数変化がゆっくりになり、揺れ・歪みは小さくなりますので、遠近両用メガネを初めてご使用になられる方にお勧めです。



​累進帯が短い、縦幅が狭いフレームの特徴 累進帯が短い程、遠用部と近用部の度数変化が速く、レンズの歪みが大きくなります。 しかし、遠近両用に慣れている方や、遠くと近くを頻繁に見比べる方には切り替えが早く楽に出来ますのでお勧めです。

当店では、専門の知識を持ったスタッフが、お客様一人ひとりを丁寧にカウンセリングし、最適なメガネフレームやレンズをご提案いたします。

 
 
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